現代の神秘学 の問題点

現代の神秘学―新しい人間の在り方をさぐる (角川選書) 単行本 高橋 巌(著)

つい先日、長年読み慣れたつもりの『現代の神秘学/高橋巌 著』を書棚から取り出し、あとがきを読んでいたら、このような文章が目に留まりました。


一九八五年春に日本人智学協会が設立されてから、 (中略) そのために青邱(チョング)コリア文化研究会を在日韓国=朝鮮の友人たちと作って、歴史の問題、民族の問題、差別の問題を考えてきた。この研究会の中での実践が本書を執筆する上で大きな支えになった。(後略)


ん?シュタイナー哲学(神秘学)の本なのになんぞ書いているのか。
今まで見事に気づかずにいた文面ですA^_^;


それで、内容をざっと再読。


特に Ⅲ 人智学から見た民族の問題 の章には上記で気になった関連項目が書かれてます。


現在当時の文献から明らかになってますが、事実とはだいぶ異なる併合時代の状況(同化を強要)、韓国や朝鮮の問題を差別と捉え、高橋巌氏はシュタイナー思想と結びつける傾向にあるようです。


いま、シュタイナーの「民族論」をどう読むか

↑こちらはMOMOさんというmixiのHN(ハンドルネーム)で、何度か交流した経験のあるシュタイナー研究の書き手による解説です。

西川隆範氏による神智学の本は愛読書でもありお馴染みですが、先述の高橋巌氏の文章よりも元から存在する西洋思想に沿った内容で、解説が高野山に学んだだけあって普遍的な仏教思想に根ざしてもあり、高橋氏のような東洋民族に関する(願望や評価等の)誤りに陥ってしまわないので安心感があります。

高橋氏のように日本を代表する研究者といえど間違った方向に進むのは致し方ない事ですが、特に教育の部門で、左派に汚染されている感のあるシュタイナー思想。

何度も読み返して、現代であれば尚更丹念にggrって関連情報を確かめてみることが必要であると痛感します。




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